Column コラム

自律神経ってなあに? 

最近自律神経が乱れてるんだよね~なんて言葉をよく耳にします。
そう、自律神経って何?・・・よくわからない(;^_^A

そんな風に自律神経が乱れてるって感じているのに、それを言葉で説明するのは難しいですよね。
今日は少し自律神経について書きますね。

私達の体の中では24時間365日毎日休むことなく心臓や内臓が動き、血液が流れ、呼吸や体温調整が行われています。
そんな風に全身の生体機能を無意識にコントロールしているのが「自律神経」です。
たとえば心臓に動けって直接命令したとしても動いてくれませんよね。
自律神経は私たちが意識しなくても私達の体を自動的にコントロールしてくれているんです。
たとえば外気温が高くなろうが低くなろうが、体温は大体一定温度36℃位に保たれています。
外部環境が変化したとしても、体内を一定に保とうとする人間に本来備わっているホメオスタシス(恒常性)によるものです。

自律神経をコントロールしている脳の視床下部からの調整がうまく出来ずホメオスタシスのバランスが崩れ、活動モードである交感神経と、休息モードである副交感神経の切り替えがうまくいかなくなってしまいます。

自律神経を整えるのには生活リズムが大切ってお話聞かれたことがありますか?

自律神経は不規則な生活に弱いです。
わかりやすい例が睡眠リズム。人間は、朝に起きて夜に寝る、朝に交感神経が優位になり、夜に副交感神経が優位になる、このようにできています。
それはホメオスタシスを維持するためです。

副交感神経が優位になるべき時間に無理やり起きていたり、交感神経が優位になるべき時間に眠らなければいけない生活をしていると、体に刻まれているリズムやホメオスタシス機能が混乱を起こします。その結果、自律神経の調節もうまくいかなくなり、さまざまな不調が現れます。

夜寝る前のスマホやパソコンなどは、刺激が強く交感神経が高くなって寝付けなくなります。
出来れば睡眠前の1時間程度は、リラックスしてすごしましょう。
睡眠前のゆっくりしたストレッチもいいですね。
朝太陽の光を浴びたり、リズム運動も大切です。
一日の生活リズムを整えることで自律神経のバランスがよくなり、様々な要因のストレスによる体内の変化にも微調整でバランスをとることが出来ます。

自律神経が乱れてるな~と感じている方は、今の生活習慣を見直し、生活リズムを変える事で自律神経は整いやすくなります。


ココロ音では、自律神経の乱れによる心や身体の不調についてご相談をたまわっております。
原因のわからない不調は、自律神経のバランスがくずれていることが原因の場合も多く、悩まれている方が多いですね。
お話を聴かせていただき一緒に改善していきましょう。